次の目標

何年間も憧れ続けてきた学校にようやく入学できた。

今すぐ次の目標を見つけなければならないとは思わないのだけど

まずは今の学校生活に慣れることが先決だと思うのだけど

これから先は何を目指し、どこを目標に進んでいくべきなのか

少し戸惑っている。

将来の夢が明確にある子は、既にその目標に向かって走り始めている。

いやぁ、一休みも必要でしょ!?それ、本人の意志!?

ちょっと不思議に思わないでもないのだけど、そういう環境、状況の場合

それも致し方なく、最後に笑っているのは、スタートが早かった子なのかも

知れないとも思う。

 

娘には漠然とした進路しか見えていない。これからの中高生活で、先輩方の話を

通して、いろんな職業や社会の姿が見えてくるかな。

自分のやりたいと思えること、適性、見つけられるかな。

 

私自身は大学4年の就職活動中でさえ、モラトリアムの中にいた。

早くから自分の進路を見据えていた子が勝者のようにも思えるし

一度社会に出てから方向転換して成功した例も少なくない。

結局これがやりたい!と言えるものを見つけられたかどうかなのかなあ。

 

とりあえず、最難関といわれるところへの準備を始めておいて途中軌道修正

していくべきものなのか、中学受験でも、小5スタートでも最難関合格組が

いるように高校からのスパートで何とかなるものなのか。

いや、子の適性を親が見極めるべきなのだろうし、私は既に見誤っているのかも

しれない。でも、もう偏差値至上主義はお腹いっぱいなのだ。

(いや、難関大学に行くには高偏差値が必要なのだけど、いや、高学力か)

 

中学になればなったで、中学生の悩みがあるし、大学生になったらなったで

大学生の心配があるし、それは就職しても結婚しても、親であり子である以上

ずっと続くものなのよ、という先輩母の言葉が実感としてよみがえってきた。